車の維持費は年間40万円|手放すと人生が変わる理由

車の維持費は年間40万円|手放すと人生が変わる理由 固定費のムダ
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気づいたら年間40万円が消えていた

FP3級を取得して家計を見直し始めたとき、最も衝撃を受けたのが車の維持費でした。「車なんて駐車場代とガソリン代だけでしょ?」と思っていたのですが、実際に1年分の支出を計算したら、約40万円。月にすると3万3千円です。

週5日は仕事で、正直ほとんど車を使っていません。休日も妻と近場に出かける程度。それなのに年間40万円も払い続けていることに気づいて、「これ、本当に必要なのか?」と考え直しました。

結論から言うと、私は車を手放しました。そして年間約35万円の固定費削減に成功しています。今回は、車の維持費の実態と、手放すことで得られるメリットについて解説します。

車の維持費、本当は年間いくらかかっている?

まず、車にかかる年間コストを洗い出してみましょう。私の場合、以下のような内訳でした。

維持費の内訳(年間)

固定費

  • 駐車場代:月1万5千円 × 12ヶ月 = 18万円
  • 自動車税:3万9,500円(排気量1.5L)
  • 車検代(2年ごと):10万円 ÷ 2 = 5万円
  • 自動車保険:年間7万円

変動費

  • ガソリン代:月5千円 × 12ヶ月 = 6万円
  • メンテナンス費用(オイル交換など):年間1万円

合計:約40万5千円

これに加えて、車検時の部品交換や突発的な修理費用が発生する可能性もあります。私も実際、バッテリー交換で急に2万円飛んだことがありました。

「週5日使わない車」に年40万円は妥当か?

ここで冷静に考えたいのが、実際の使用頻度です。

私の場合:

  • 平日(週5日):通勤は電車、車は使わない
  • 休日:月に4〜6回程度使用(買い物、ドライブなど)

年間の使用日数は約60日。つまり、305日は駐車場に停まっているだけです。1日あたりのコストで計算すると、40万円 ÷ 60日 = 約6,700円

1回車に乗るたびに6,700円払っていることになります。これなら、タクシーやカーシェアを使った方が圧倒的に安いと気づきました。

カーシェア・代替手段のコスト比較

車を手放した後、私が実際に活用している移動手段と、そのコストを紹介します。

タイムズカーシェア

  • 基本料金:月880円(無料利用分880円含む)
  • 利用料金:15分220円〜
  • 月4回、1回2時間利用 = 約7,000円

月の利用料は約7,000円。年間で計算すると約8万4千円です。

その他の代替手段

レンタサイクル
近場の買い物や用事には、レンタサイクルを活用。30分150円程度で済みます。

GO(タクシーアプリ)
雨の日や重い荷物がある時は、タクシーを利用。月1〜2回、片道1,500円程度。

電車・バス
通勤や移動は基本的に公共交通機関。移動時間に調べ物をしたり、ランチのお店を探したりできるので、時間の有効活用にもなっています。

コスト比較まとめ

  • 車を所有:年間40万円
  • カーシェア + 公共交通機関:年間約12万円(カーシェア8万円 + タクシー等4万円)

年間差額:約28万円の削減

実際にはもう少し節約できており、私の場合は年間35万円ほど削減できました。

車を手放して得られたメリット

お金以外のメリット

1. メンテナンスの手間がゼロ
車検、オイル交換、洗車、タイヤ交換…。これらの手間とスケジュール管理から解放されました。

2. 移動時間が有効活用できる
電車やバスでは、スマホで調べ物をしたり、読書をしたり、メールチェックをしたり。運転中はできなかったことができるようになりました。妻との会話も増えました。

3. 駐車場を探すストレスがない
休日のショッピングモールで駐車場を探し回る時間、あれが本当にストレスでした。今はその時間もゼロです。

4. 精神的な余裕
「車をぶつけたらどうしよう」「駐車違反取られたらどうしよう」といった不安から解放されました。カーシェアなら保険も込みなので安心です。

車を手放せるかどうかの判断基準

もちろん、全ての人が車を手放すべきとは思いません。以下のチェックリストで、自分に当てはまるかどうか確認してみてください。

手放しても問題ないケース

  • 週に2回以下しか車を使わない
  • 通勤は電車・バスで済む
  • 徒歩10分圏内にスーパーやコンビニがある
  • カーシェアステーションが近くにある
  • 子どもがいない、または既に独立している

車が必要なケース

  • 地方在住で公共交通機関が不便
  • 仕事で毎日車を使う
  • 小さい子どもがいて頻繁に送迎が必要
  • 趣味でキャンプや遠出を頻繁にする

私の場合、都市部在住で子どもがおらず、通勤は電車だったため、手放す判断をしました。

実際に手放す手順

もし「手放してもいいかも」と思ったら、以下の手順で進めることをおすすめします。

ステップ1:使用頻度を1ヶ月記録する

まずは本当に必要かどうかを客観的に判断するため、1ヶ月間、車を使った日と目的を記録してみてください。

ステップ2:代替手段を試してみる

車を売却する前に、カーシェアを1〜2ヶ月試してみましょう。タイムズカーシェアなら月880円で始められます。

ステップ3:売却先を比較する

ディーラー下取り、中古車買取店、一括査定サイトなど、複数の売却先を比較して最も高く売れるところを選びましょう。

ステップ4:保険・駐車場の解約手続き

車を売却したら、自動車保険の解約と駐車場の解約手続きを忘れずに。特に駐車場は1ヶ月前に解約通知が必要な場合が多いので注意してください。

まとめ:年35万円の削減で人生が変わった

私は車を手放して、年間約35万円の固定費削減に成功しました。月に換算すると約3万円、10年で考えると350万円です。

この350万円があれば、旅行に行けますし、投資に回すこともできます。妻との外食の回数も増やせます。何より、「使わないものに毎月3万円払っている」というモヤモヤから解放されました。

もちろん、車が生活に必須の方もいるでしょう。ですが、もし「週に1〜2回しか使っていない」「維持費がもったいない」と感じているなら、一度、本当に必要かどうかを見直してみてください。

1ヶ月間、使用頻度を記録するだけでも、驚くほど実態が見えてきます。今日からでも始められる節約です。

この記事を書いた人
限界 太郎

元・家電メーカー勤務。

結婚を機に家計と生活を見直す必要を感じ、FP3級を取得。
家電選びで培った「比較・最適化」の視点を、保険・通信費・固定費・日常の支出全体に応用している。

モットーは「節約は我慢ではなく最適化」。

40歳を目前に、体力や生活リズムの限界を感じはじめ、お金・健康・暮らしをまとめて立て直し中。

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